オルゴールって?
オルゴールの音楽を聴いたことがありますか。
赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで癒やされる美しい音色だといわれています。
私たちは、そんなオルゴールの楽曲を作っています。
櫛のかたちになっている金属板をはじいて音がなるオルゴールという楽器は、実は不思議な楽器です。
ただの「音」をつくるだけでは、「オルゴールの独特な美しい音」は生まれません。
『ゆらぎ』をキーワードに私たちは作っています。
オルゴールCD
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オルゴールの音を作るということ
オルゴールの音には、3つの「ゆらぎ」が大切です。
私たちは自分の耳と技術で、心地いいゆらぎに満ちた「オルゴールの音」を作っています。
音色(音程)の『ゆらぎ』
オルゴールの一音一音は、微妙な音程のズレが生まれます。それが上手く重なり合うと、深みのある音が生まれます。
心地よい音を作るのは、私たちの耳。心地よいハーモニーがうまれているかを常に考えながら作ります。
テンポの『ゆらぎ』
オルゴールはネジを巻くところからスタートします。歯車を回して音が鳴るのです。
その演奏スピードは、自然と刻々と変化します。
自然な変化に加えて、アレンジのテンポでも、早くなったり、ゆっくりとなったり、立ち止まったり・・・
と、いろんな変化をみせます。
自然な速度の変化と、曲のテンポの変化を心地よくつなげていく。それも大事な音作りです。
和音の『ゆらぎ』
オルゴールは、たったひとつの音色で、いろんな音楽を表現します。
原曲にたくさんの楽器が使われていても、それをそのまま再現できるわけではありません。
元の音楽を活かしながらも、オルゴールの音を、ごちゃごちゃせずにシンプルに作っていく。
そしてオルゴールのひとつひとつの音が重なり合って、ひとつのオルゴールの音楽を作っていきます。